マルナカ水産は、「地魚の直売と季節の旨いものめぐり」をコンセプトに、地域を大切に、地域に根差した鮮魚店です。仕入れは地元の会瀬漁港を中心に、那珂湊漁港や大洗漁港から。トロ箱や発泡ケースに種類豊富な鮮魚が並べられた店内は魚市場のような風情があります。
売り場の華は旬の地魚。取材した日（3月）は、ヒラメにムシガレイ、メイタガレイ、マダイ、チダイ、ヤリイカ、ミズダコ、ウマズラハギ、マトウダイ、ドンコ、スズキ、イシモチ、アンコウなどなど。なかなかスーパーではお目にかかれない種類の豊富さに驚きます。対面販売だから、今日のおすすめや、どんな料理にしたらいいか気軽に聞けるのも良いところ。
店頭には丸魚だけでなく、唐揚げや南蛮漬けなどのお惣菜も販売しています。特にマダイやヒラメの昆布締めは評判の一品。日立名物のタコは、茹でる際にお茶（茨城県産の奥久慈茶）を使用する、昔ながらの丁寧な作り方を続けており、安心で美味しく提供するための工夫や食べ方の提案にも力を入れています。